聖域のカオス、海の向こうの2.2万人だった件

45歳の再出発

ブログ流入ゼロと、海外の小さなコレクターたち

2.2万インプ、ブログ流入ゼロ

Pinterestの画面に表示された数字は「2.2万インプレッション」。画像は51回保存されている。ブログを開設したばかりの初心者としては、一見すると胸を張るべき実績のように思える。

だがGoogleアナリティクスを何度更新しても、ブログへの流入者は「0人」のまま微動だにしない。

2.2万人が私の作った画像を目にし、51人がそれを自分の棚に持ち帰った。しかし私の書いた言葉には、誰一人として辿り着いていない。

最初は「なぜ?」と首を傾げた。だがからくりを知れば納得だった。

海の向こうの無心なコレクターたち

画面の向こうにいるのは、別に私のブログが読みたいわけでも、私という人間に興味があるわけでもない。ただネットの海を漂い、気に入った画像を自作のスクラップブックへポチポチと保存していく、海の向こうの無心な収集家たちなのだ。

自分で画像を作り出すわけでもなく、他人の作品を集めた「お気に入り棚」を公開している彼ら。その棚自体を、さらに別の何百人かがフォローしているという不思議な生態系。彼らが私の画像を拾い上げて棚に飾ったことで、システムが勝手に「これはいい写真だ」と見なし、見知らぬ海外のタイムラインへと運んでいく。

「ブログ流入ゼロなのに海外で2万表示」

文字にすれば滑稽なそのギャップに、最初は苦笑いするしかなかった。けれどじわじわと面白さが込み上げてくる。現実世界で子離れが延長になり、プレ更年期の波に揉まれているだけでもお腹いっぱいだというのに、神様はネット空間にまで「想定外の波乱」を投げ込んできたわけだ。

Pinterestとはそもそも何なのか

ここで少し整理してみよう。Pinterestは検索エンジンに近い性質を持つプラットフォームだ。インスタやXのように「人をフォローして交流する」場所というより、「画像で検索してお気に入りを集める」場所に近い。

だから私のピンが保存されても、保存した人は私のブログに興味があるわけではない。その画像のビジュアルが気に入っただけで、クリックしてブログを読もうという動機はそもそも薄いのだ。

つまりPinterestでブログへの集客を狙うなら、「保存されるほど美しい画像」に加えて「クリックしたくなる説明文とタイトル」が揃って初めて機能する。片方だけでは不十分だということを、1.7万インプ流入ゼロという現実が教えてくれた。

「聖域」に届いた予期せぬカオス

せめてネットの世界くらいは静かに、自分の世界観を丁寧に紡ぐ場所でありたい。そう願っていた私の小さな城の裏口に、なんとも風変わりなカオスがやってきた。

ブログを始めた理由は、想定外の波乱をネタにして自由を掴むための奮闘記を綴るためだ。魔窟病院での日々も、プレ更年期の体の変化も、息子の就活迷走も、全部ここに記録してきた。その「聖域」に、言葉も届いていない見知らぬ海外の人々が画像だけを持ち帰っていく。

なんとも奇妙な状況だが、考えてみれば、これはこれで面白い現象だ。私が意図していなかった方向で、世界の片隅に私のカケラが散らばっている。ブログの入口には誰も立っていないのに、どこかの誰かの棚に私の作った画像が静かに飾られている。

流入ゼロでも、これでいい理由

「ブログには誰一人来ないのに、なぜか海外で保存されまくっている謎」として自虐交じりに実況するもよし。「世界観だけは評価された」と裏話としてコソッと掲載するもよし。

2.2万という数字で誇るのではなく、読者ゼロの妙な状況を面白がる。それこそが、波乱をネタにして自由を掴むという、このブログの流儀なのだから。

Pinterestをブログ集客の手段として始めたのは事実だ。だが結果は想定外もいいところ。集客ゼロ、海外保存51件、国内流入ゼロ。これをどう解釈するかといえば、今のところ「世界観の輸出に成功した」ということにしておこう笑。

今日も海の向こうで、言葉も通じない誰かが私の画像を自分の棚に置く。ブログの入口には誰も立っていないけれど、世界のどこかで私のカケラが小さく展示されている。

そう思うと、この妙なネットの片隅も、あながち悪くはないのかもしれない(´∀`)ハハハ

Pinterestを使ったことがある方、ブログへの集客に悩んでいる方、あなたはどんな使い方をしていますか?

ブログの集客にSNSを活用しようとしている方、最初は思うように流入が来なくて当然です。大切なのは数字に一喜一憂せず、どんな状況もネタに変えて続けること。同じようにPinterestで試行錯誤しているあなたに、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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