老害は反面教師だとシミジミ思う件

45歳の再出発

あなたの「正義」は、大丈夫ですか?


文句しか言わない人を見ると、犬のうんこを踏んだと思うことにしている

文句しか言わない高齢の方を、最近よく見かけます。

そういう場面に出くわすたびに、私は心の中でこう呟くことにしています。「あ、犬のうんこ踏んだ」と。交通事故ほど酷くはないけれど、災難には変わりないので笑。そう思うと不思議と気が楽になるので、これは私なりの処世術です(´∀`)ハハハ

そして先日の帰り道、その「うんこ」を踏んでしまいました。

バスの中で繰り広げられた、令和の仁義なき戦い

仕事帰りに乗り合わせたバスは、珍しく空いていました。座席にも余裕があり、立っている人もまばらな、穏やかな車内です。

そこに、リュックを背負った若者が乗車していました。混雑しているわけでもなく、誰かに迷惑をかけているわけでもない。ごく普通の光景です。

ところが突然、高齢の女性が若者に向かって怒鳴り始めました。

「リュックを下ろしなさい!」

若者は無視。すると女性はさらに一言。

「注意されても下ろさないとは、親の育て方が悪い証拠だわ!」

捨て台詞を吐いて、それでも若者は知らん顔。

正直に言うと、私でもあんなにいきなり頭ごなしに怒鳴られたら、たとえ下ろすつもりがあったとしても絶対にやらないと思います笑。人間というのは、そういうものです。威圧されると意地になる。特に理不尽だと感じた時は尚更です。

さらに事態は予想外の展開を迎えます。その女性、降りる間際に若者をどついたのです。

手が出た。

注意して聞かなかったことに腹を立てる気持ちは、まだ理解できます。でも手が出るとは何たることか。「親の育て方が悪い」とよくそんな言葉が出てくるものだと思いながら、私はただ呆然とその光景を眺めていました。

小太りハゲのおっちゃんが、スーパーヒーローに見えた件

その瞬間、車内に一喝が響きました。

「おい!婆さん、いい加減にしろ!それ傷害罪だぞ!」

声の主は、小太りのおじさんでした。女性は無視。するとおじさん、さらに続けます。

「注意されても無視か!年長者は若者の手本となるべきじゃないのか!」

おじさん、あっぱれです笑。

小太りハゲのおっちゃんが、その瞬間スーパーヒーローに見えました。きっとこういう方のお子さんは、立派に育っているに違いないと信じたい笑。

女性は何事もなかったように颯爽と下車していきました。そしておじさんが降りる時、若者はきちんとお礼を言っていました。その光景を見て、普通の子なんだとちょっと安心した。最初から普通の子だったんですけどね笑。

冷静になると、老害も気の毒だと思う

バスを降りてから、少し冷静になって考えました。

いわゆる「老害」と呼ばれる人たちも、よく考えれば気の毒な面があります。誰だって子供の頃があり、素直で可愛らしい時代があったはずです。それがどこかで歪んでいった。本人のせいなのか、育った環境のせいなのか、時代の風潮がそうさせたのか。

今では忌み嫌われる存在になってしまっているかもしれない。

ただ、だからといって若者に怒鳴り手を出すことが許されるわけでも、正当化されるわけでもありません。気の毒だと思う気持ちと、それは違うと思う気持ちが、同時に存在するのです。

「自分こそ正義」は、一番危ない

どこにでも「自分こそ正義」を振りかざしている人間はいます。

今日の女性もそうでした。自分のルールを他者に押し付け、従わなければ怒鳴り、手まで出す。本人の中では完全に「正しいことをしている」のでしょう。そこが一番恐ろしいところです。

私にも譲れないことは多々あります笑。「これは正しい」「これは間違っている」という自分なりの軸が、確かにある。

でも時々、自分に問いかけるようにしています。

あなたの掲げる『正義』は大丈夫ですか?

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