小さな願いが、地獄の入り口でした
ブログのフッター、つまり画面の一番下の部分を整えることにしました。
「お問い合わせメニューを真ん中に置いて、見やすくしよう」
そんな小さな、当たり前の願いが、地獄の入り口でした。設定したはずの画面には、頼んでもいない「NO IMAGE」という不格好な灰色の箱が居座り、読者を迷わせる罠のような配置に仕上がっています。
「え、なんで? 普通にやりたいだけなのに」
この小さな違和感が、その後の数時間をまるごと奪っていくことになります。たった一箇所を直すだけのつもりが、気づけば夜が深くなっていました。ブログを始めてから、こういう「なぜこうなる?」という理不尽な展開に何度も遭遇してきましたが、今回は輪をかけてしんどかった。それが正直なところです。
「消えない幽霊」との孤独な戦い
不格好な箱を消そうと、必死に削除を繰り返しました。
スマホで確認すると、確かに消えています。「よし、直った」と胸を撫でおろした瞬間、パソコンの画面を開くと、まるで呪いのようにその残骸が残り続けているのです。
「削除したはずなのに、なんでまだそこにいるの?」

機械に詳しくない人間にとって、この「言った通りに動いてくれない」という理不尽さは、目眩がするほどのストレスです。スマホでは消えているのにパソコンでは残っている。どちらが正しくて、どちらが間違っているのか。そもそも何が起きているのかすら分かりません。
仕事ならまだしも、自由を掴むために始めたブログで、なぜこんなに虚しい時間を過ごしているのでしょうか。画面を見つめる目は限界を超え、心の中で「もう、うんざりだ」という叫びが静かに響きます。
やめてしまえば楽になる。そんな気持ちが頭をよぎりながらも、ここで負けたら悔しい。その一心だけで、画面と向き合い続けました。「たかがフッター一箇所」に、これほどの時間と精神力を吸い取られるとは、ブログを始める前の自分には想像すらできなかったことです。
ブログが続かない、本当の理由
世の中では「ブログが続かないのはネタがないからだ」とか「継続力がないからだ」なんて言われます。でも、実際に自分でやってみて、それだけではないと痛感しました。
ブログが続かないのは、文章力の問題ではありません。書く前の「設定」という名の迷路で、心と体力が底をついてしまうからです。
「書くための土俵に上がる前に、システムのバグや不親切な設定でボロボロにされるから」
これが本当の理由だと思っています。文章を書く楽しさを味わう前に、多くの人がこの「機械との不毛な戦い」に敗れて去っていきます。今回の騒動で、そのことが痛いほど分かりました。
ブログを始めようとしている方の多くは、記事を書くことへの不安を抱えています。「文章が下手だから」「ネタが思いつかないから」と悩んでいる方も多いでしょう。でも実際に立ちはだかる最初の壁は、そこじゃないんです。WordPressの設定、テーマのカスタマイズ、画像の表示バグ。誰も教えてくれない、検索しても解決策が見つからない、そんな「機械との格闘」が、最初の関門として待ち構えています。

格好悪い奮闘こそが、誰かの共感になる
ブログは、キラキラした成功体験だけではありません。
「たった一箇所の表示を直すだけで数時間潰し、悪態をつきながら眠りにつく」
そんな格好悪い奮闘こそが、同じように苦しむ誰かの共感を生む「本当のネタ」になるのだと信じています。完璧に設定が整ってから記事を書こうなんて、そんな日は永遠に来ないのかもしれません。バグと戦いながら、愚痴りながら、それでも一文字ずつ積み上げていく。それがブログというものの、誰も教えてくれないリアルな姿です。
今日も私は、完璧にはほど遠い画面を眺めながら、懲りずにキーボードを叩いています。フッターはまだ完全には直っていませんが、この記事は書けました。それで十分じゃないか、と自分に言い聞かせながら。
「設定地獄よ、いつか必ず攻略してみせる!たぶん。きっと。おそらく(´∀`)ハハハ」
もし同じように設定地獄で消耗している方がいたら、あなただけじゃないですよ、と伝えたくて書きました。
ブログを始めようとして、設定の壁に当たっている方はたくさんいます。文章が書けないのではなく、そこに辿り着く前に消耗しているだけです。設定は60点で合格にして、まず一記事書いてみてください。書き始めることが、唯一の突破口です。



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