雨漏りはスルーで、魔窟病院のズレまくった経営センスだった件

45歳の再出発

そこじゃねーわ!を一日に何度叫べば気が済むのか

命がけの3時間出勤、返ってきたのは完全無視

その日は台風の影響で、朝から土砂降りの大雨でした。

交通機関は大幅に遅延。乗る予定の電車は止まり、やっと来たと思ったら人が多すぎて乗れない。次を待つ間も大雨と暴風に揉まれ続け、なんとか職場に滑り込んだ時には、近くの都市まで行けるレベルの3時間が経過していました。

泥のように疲弊しながら「おはようございます!」と声をかけました。

返ってきたのは全員ほぼ知らん顔。

労ってほしいわけでも「大変だったね」という言葉が欲しいわけでもありません。ただ、交通障害の中を命がけで出勤してきた人間に対して、視線すら合わせず完全スルー。この時点で「この空間の空気はマイナス200度かな?」というレベルの配慮のなさが全開でした。

さらに業務中、判断がつかないことがあり確認のために質問すると、「そんなの先生の判断でしょ?」と冷酷に突き放される始末。分からないから聞いているのに自己責任で丸投げ。挨拶しても無視。こんなことが毎日何層にも積み重なっていくと、人間じわじわと消耗していきます。

そんな日に、この病院の経営センスが炸裂する事件が勃発しました。

「そこじゃねーわ!」絶句のビニール袋爆買い事件

上層部が何やらホクホクした顔で、大量の段ボールを運び込んでいました。何かと思えば、ビニール袋のケース買いです。

理由を聞けば「これから物価が高騰するから、安いうちに大量に仕入れた」とのこと。

そこじゃねーわ!!笑オイ

家庭を長年やりくりしてきた主婦の視点から言わせてもらえば、これは「10円安いモヤシを買うために、隣町のスーパーまでガソリン代100円かけて行く」レベルの大失敗です。節約するベクトルが根本的にズレています。

なぜなら、この病院にはビニール袋を買い溜めする前に、絶対に直さなければいけない重大な欠陥が複数あるからです。

カルテが水没、ゾンビ映画の舞台と化した暗黒の地下室

この病院には、暗くていつもジメジメしていて、夜な夜な誰かが解体されていてもおかしくないほど不気味な地下室があります。過去のカルテが保管されている場所です。

先日の大雨でこの地下室がガッツリ浸水しました。

その結果、医療機関にとって患者様の個人情報であり法定保存義務がある保管カルテがびちょ濡れに。しかも既存のスタッフたちはそれを「カルテびちょ濡れになってる〜笑」と危機感ゼロで笑いながら話しているのです。情報管理の体制として完全に終わっています。

さらに恐ろしいことに、この地下室では以前「腐った木の棚が崩壊して人が怪我をした」という実害が出ています。床は滑る、カビの胞子が舞っている、棚はまたいつ崩れるか分からない。そんな危険地帯に「カルテ取ってきて」と平気で指示されるのですから、新人の私はドン引きするしかありません。

ビニール袋で数十円をケチる前に、この地下室の修繕とカルテのデジタル化に予算を回すべきなのは、論理的に見て明白です。

病棟も雨漏り、麻痺していく魔窟の住人たち

崩壊はそれだけにとどまりません。現在、療養型病棟の天井からも絶賛雨漏り中です。

入院されているのは自分で自由に動けない患者様ばかり。そんな方々が寝ている病棟の雨漏りを放置するのは、医療機関として人道的に完全なアウトです。

しかしここに長く生息しているスタッフたちの感覚も、環境に毒されて完全に麻痺しています。天井からポタポタと水が滴る中、彼らが話していることといえば「天井が崩落して頭に当たったら労災で長期休暇取れるかな〜?」という現実逃避の冗談です。

上層部は「物価が高騰する前に修繕する予定はある」と言い訳していますが、梅雨真っ只中に絶賛雨漏りさせている時点で「おせーわ!」としか言いようがありません。

潜入ジャーナリストとして、今日も生き抜く

整理すると、この魔窟病院の現状はこうです。

雨漏りを放置してビニール袋を爆買いする経営陣。危険な地下室への潜入を新人に命じる上司。天井崩落での労災を夢見る麻痺した同僚。そして台風の日に3時間かけて出勤してきた人間を完全スルーするコミュニケーション能力。

ハード面もソフト面も、技術的・論理的に見て完全に手遅れの泥船です。

でも正直に言えば、次の職場を見つけるエネルギーを考えると、今すぐ辞めるという選択も簡単ではありません。来春には息子が上京し、東京での一人暮らしスタートという現実も控えています。綺麗事じゃご飯は食べられない。家族のために、私はまだまだ現金を回収しなければいけないのです。

だからこそ、言葉の通じない種族に私のメンタルや脳のメモリを1ミリたりとも分けてやる筋合いはありません。

雨漏りも、ビニール袋も、地下室も、全部ブログのネタに変換して倍返しにする。それが私の生存戦略です。

玄関を開ければ、全力の尻尾振りで待ってくれているやんちゃ怪獣の愛犬Azuがいます。今日職場で浴びたゴミのようなノイズは、あの子の顔を見た瞬間に1秒で完全消滅します。

言葉の通じない宇宙人が跋扈する泥船での潜入ジャーナリスト業、今日も続きます(´∀`)ハハハ

理不尽な職場環境に毎日消耗しているあなたへ。その疲れは気のせいでも弱さでもありません。おかしいと感じる感覚こそが、あなたがまだまともである証拠です。その違和感を手放さないまま、今日も一緒に生き抜きましょう。

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