想像以上に体力を削られまくった件

45歳の再出発

往復3時間、ラッシュという名の洗礼 〜止まれば死ぬ、私の脱走戦略〜

朝5時半に起床し、乗り継ぎを3回繰り返す、往復3時間の通勤路。 それが2026年現在、私の日常に課された「洗礼」です。行きも帰りも、容赦のない満員電車のラッシュに揉まれ、見知らぬ誰かと肩を寄せ合いながら揺られる毎日。病院勤務という性質上、土曜日の午前診療を含めれば、祝日のない週は週6日勤務という過酷なスケジュールが待っています。

「事務職なのだし、体力的な面は何とかなるだろう」 そんな私の当初の見積もりは、あまりに甘すぎたと言わざるを得ませんでした。実際の現場に立つ前から、通勤という物理的な移動だけで、私の体力と気力はごっそりと削り取られていったのです。

受付大渋滞と、マイナンバーが告げる「不具合」です

午前中の待合室は、まさに戦場です。押し寄せる患者様でロビーはごった返し、空気には独特の緊張感が漂っています。 そこに、まだ不慣れな私が受付に立つことで生まれる、さらなる大混雑。申し訳なさと焦りが渦巻く中、追い打ちをかけるようにマイナンバーカードの読み取り機が「不具合」を告げ、沈黙します。

パニックになりかける私を、先輩がすかさず背後からサポートしてくれる。それが、今の私の偽らざる現在地です。働き始めて2ヶ月が経ち、ようやく全体の流れは掴めてきましたが、一人で会計まで完璧に回すには、まだほど遠いのが現実。石器時代のアナログと、不安定なデジタルが混在する現場で、私は自分の無力さを日々噛み締めています。

「都合のいい生き物」だと、自嘲するしかありません

即日採用が決まった時は、たとえ派遣の期限付きであっても、あれほどまでに嬉しかったはずです。それなのに、いざ始まってみれば疲れ果てて「ぐったり」としている自分。人間とは、つくづく都合のいい生き物だと苦笑してしまいます。

ですが、慣れない仕事の疲れ以上に、当時の私の心身を激しく削っていたものがありました。 それは、新しい仕事の開始と時を同じくして始まった、愛犬Bellの毎日続く点滴と、そして避けられないお別れの日でした。

「私は今、就職活動なんてしている場合なのか?」 あの当時は、自分自身への問いかけが止まりませんでした。あの子の側にいてあげるべきではないのか、と自問自答を繰り返す夜。ですが、今ならはっきりと分かります。 もし、仕事という「外の世界」がないままあの子を見送っていたら、私は深い喪失感の底へと落ち、生きる気力すら失っていたかもしれません。仕事という「強制的な日常」があったからこそ、私はいい意味で自分を誤魔化し、思考を停止させ、今日まで前を向いて歩き続けることができたのだと思います。

往復の3時間は、私の「戦略室」に変わりました

そして今、私はこの過酷な仕事と並行して、ブログという新たな戦いを始めました。 かつては苦痛でしかなかった往復3時間の通勤時間は、今やただ耐えるだけの無駄な時間ではありません。それは、ブログのネタを探し、構成を練り、自分自身と深く向き合うための「移動式戦略室」へと変貌を遂げたのです。

満員電車に揺られながら、頭の中で思考を巡らせる。 止まったら、沈んでしまう。だから私は、今日も荒波のようなラッシュに身を投じ、必死に泳ぎ続けています。 「無駄な時間は、1分たりともありません( ´∀`)ハハハ」

そんな不敵なスタンスで、私はこの「強制的な日常」を燃料に変え、自由という名の目的地を目指して突き進むのです。

40代の社会復帰は、体力との戦いでもあります。「思ったより疲れる」「以前と違う」という感覚は、あなただけではありません。無理せず、でも止まらず。それだけで十分だと思っています。

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