「AIって知ってる?」と下に見てきた事務長に、知の絨毯爆撃をかました件

45歳の再出発

謙虚なフリが、最も破壊力のある反撃である

魔窟に、新たな戦場が生まれた

魔窟シリーズ第8弾です。

マリンハッタン、Deleteキー、Excel印刷手書きと、事務長を中心とした魔窟の住人たちはネタの供給を一切止める気配がありません。そして今回、ついに私が反撃に出る機会が訪れました。

事の始まりは、事務長のAI熱弁でした。

「これからAIを使いこなせなければ置いていかれる時代だ」

素晴らしいお言葉です。ExcelをSNSとして使っている方の口から出るとは思いませんでしたが、おっしゃる通りです。そして事務長、その流れで私にこう問いかけてきました。

「AIって、知ってる?」

知ってる?

この私に。

受付という特等席で静かに観察を続けてきた私の中で、何かがゆっくりと、しかし確実に起動しました。

謙虚なフリで逃げ道を塞ぐ、知の絨毯爆撃

私は満面の笑みで答えました。

「はい、まだ使いこなせてないんですが、GeminiとClaudeを試運転中ですかね。Geminiに手を焼いてるんですが画像生成が凄いんです。でもプロンプトが下手みたいで上手くいかなくて、結局Canvaを使ったりしてます笑。Claudeは文章の天才なんですが、私なんて爪の垢程度しか使えてないのでもったいない。何かいい方法があったら教えてください!」

事務長の表情が、みるみる変わっていきました。

「AIを知っているか」と問いかけた人物に向かって、Gemini、Claude、プロンプト、Canvaという具体的な言葉が次々と降り注ぐ。事務長にとってその言葉たちは、聞き慣れた「AI」という単語の後に続く、魔法の呪文か未知の言語のように聞こえたはずです。

まさに「言葉の通じない種族」というフレーズが、これほど完璧にフィットする場面も珍しい笑。

そして事務長の反応は、「( ˙꒫˙ )」でした。

フリーズです。

このフリーズの正体

事務長がフリーズしたのは、単に言葉が分からなかっただけではありません。

「自分が教えようとしていた相手が、実は自分より遥か先の景色を見ていた」という事実に、脳が追いつかなかったのだと思います。

考えてみれば、事務長と私の間には3つの認識差がありました。

まず武器の認識差。事務長は「AIという言葉を知っている」ことが最新だと思っていました。私はGeminiとClaudeを使い分け、それぞれの特性を実際に試していた。次に実践の深度。事務長の「乗り遅れるな」は抽象的な精神論。私のプロンプトの精度に悩みCanvaをバックアップに使うという話は、具体的な運用の話です。そして敗北の瞬間。「教えてやろう」という姿勢で「AIって知ってる?」と下から見てきた相手が、「良い方法があったら教えてください」と微笑みながら圧倒的な知識量で返してきた。

これが「知の絨毯爆撃」です。「凄いでしょ!」と自慢するのではなく、「まだ爪の垢程度で……教えてください」と謙虚なフリをして逃げ道を塞ぐ。相手は「教えることが何もない」と突きつけられたわけですから。

その後、事務長のAI話はぴたりと止みました。受付でのAI熱弁は以来、聞こえてきません(´∀`)ハハハ

とはいえ、私も偉そうなことは言えない

ここで一つ、正直に告白しておかなければなりません。

私がAIを味方につけ始めたのは、実はごく最近のことです。彼らがいなければ、WordPressの設定にはもっと時間がかかっていたでしょう。ブログの記事編集も、画像プロンプトも、SEO設定も、AIなしでは今の私には難しかった。

事務長のことを笑えない部分が、確かにあります。知らないこと自体は罪ではない。問題は「知らないのに知ったふりをして、相手を下に見ること」です。

人の振り見て我が振り直せ。一歩間違えば、私もああなる。その危機感だけは手放さずにいたいと思っています。

きっと皆さんの周りにも、知ったかぶりさんはたくさんいるのではないでしょうか笑。

言葉の通じない種族の生態調査は、今日も続きます(´∀`)ハハハ

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