AIはどこへ消えた、厚労省コピーと実施3日前の会議だった件

45歳の再出発

あの日から数週間、私はワクワクしていた

魔窟シリーズ第10弾。前回の伏線回収がやってきました(笑)

あの日、事務長一派がチャッピー(ChatGPT)、カード(Claude)、じゃむにー(Gemini)を召喚しようとして壮絶に自爆し、結局アナログのコピペ労働に逆戻りしていった、あの事件を。

あれから数週間。院内会議の通知が届きました。外来職員全員集合、議題は6月からの点数改正についてです。

私の脳内に、ある期待が灯りました。

「もしかして、あの時作っていた資料が出てくるのでは?」

チャッピーを召喚しようとしていたあの日の成果物。きっとツッコミどころ満載に違いない。私の脳内デスノートの下書きページが、静かに開かれる予感がしました。

AIどこいった?

会議が始まり、資料が配られました。

私は期待を胸に、手元の資料に目を落としました。

厚生労働省のホームページをそのまま印刷したものと、改正本を無理やりコピー機に挟んでコピーしたものでした。

AIどこいった?笑

チャッピーは?カードは?じゃむにーは?あれほど「使いこなせなければ置いていかれる」と熱弁していたあのAIたちは、一体どこへ消えたのでしょうか。結局のところ、ホームページのコピーと本のコピーという、最もアナログな方法に落ち着いていたのです。

しかも資料をよく見ると、手書きでページらしき番号が振ってあります。そして番号順に並んでいない。隣の席の資料を覗くと、そちらもバラバラです。

まさかの資料すら順番に並べられないのか笑。

実施3日前の「たぶんこうだと思います」

さらに追い打ちをかけたのが、発表の内容でした。

「たぶんこうだと思います」

これが会議での発言です。6月から実施される改正について、担当者が「たぶんこうだと思います」と言っているのです。

民間企業であれば、斬首レベルの発表です笑。しかもこの会議が行われたのは、実施わずか3日前のことでした。

「これってどうなんですかね。まあダメだったら弾かれるんじゃないですか」

会議の場でそんな言葉が飛び交っています。議題よりもあまりにズレすぎた空気に、私は内容が全く耳に入ってきませんでした。

鼻血が出そうになりました(´∀`)ハハハ

さすが補助金点滴で延命している種族は、格が違います。

私は異世界に飛ばされたのか、それとも深淵を覗いているのか

会議室を出ながら、私はふと恐ろしいことを考えました。

ここにいると、私の方が異常なのではないかと。

「たぶんこうだと思います」に誰も疑問を持たない。資料がバラバラでも誰も気にしない。実施3日前でも焦らない。この空間では、それが「普通」なのです。

もし私がここに長くいすぎて、ある日その「普通」に慣れてしまったとしたら。違和感を感じなくなった時が、私があちら側に染まった瞬間なのかもしれない。

それだけは絶対に避けなければならないと、静かに決意しました。

ブロガーの性とは、異世界の深淵を覗き続けることである

でもここで正直に告白します。

魔窟ネタなんて、どうでもいいといえばどうでもいいのです笑。カチンとくることはあっても、この踏み台はあくまで通過点に過ぎない。

それでも公開処刑せずにはいられない。ツッコミどころを見つけたら記事にせずにはいられない。これがブロガーというものの性なのでしょうか。

チャッピーが消えた会議室で鼻血を堪えながら、私は今日もにっこり澄まし顔で脳内デスノートに書き込んでいます。

違和感を感じ続けられる自分でいる限り、私はまだこちら側の住人です。

言葉の通じない種族の生態調査は、実施3日前も変わらず続きます(´∀`)ハハハ

組織の中で「これでいいのか」と感じる違和感は、実は大切なセンサーです。その感覚が鈍らないように、常に外の世界の基準と自分の環境を比較する習慣が、どんな職場でも自分を守る力になります。

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